ADMIN TITLE LIST
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


名称:チョークライン(墨つぼ)
通称:チョーク
用途:墨だし

060824.jpg


先日のCDラック製作の時、チラッと出てきました。
墨だしをする道具です。

墨だし=基準の線を書く事。図面の線を実際に書くこと。

この作業は非常に重要です。
建物を建てる時、部材を切る時、など設計図面通りに施工するために引く線なので、墨を打つ人は責任重大です。建築現場であれば基準墨(通り芯、返り墨)を出すのは、現場監督の重要な仕事です。

墨を打つ=線を引くこと。現場俗語。墨の付いた糸を弾いてピシッと部材を打つから、そう呼ばれていると思われる。

木造も、最近はプレカットもの(部材を工場で機械加工したもの)が主流ですが、墨付けは棟梁の大事な仕事です。コレを間違えて部材を加工すると継ぎ手は上手く合わないし、強度も落ちてしまいます。いわゆる、寸文の狂いもなく、という加工技術が必要なのです。

継ぎ手、仕口=部材どうしを継ぎ合わせる為の細工

その加工をする為の基準線を引く、墨付けがキチンと出来たら大工は本当の一人前であって、一本立ちできる、と言われていたようです。一つの現場全ての墨付けを棟梁が一人でします。(現在はどうかわかりませんが)それほど棟梁というのは絶対的な存在であり、全ての責任を背負っている重要な人なのです。

昔の木造建築は、釘を滅多に使わない素晴らしい造りでした。その強度を担うのが様々な継ぎ手や仕口です。地震が多い日本で、木を加工し組み合わせただけで強度を保てる「技」を編み出した職人たち。木を知り尽くし、自然との共存に折り合いつけていた昔の大工は本当にすごいです。

話が逸れてしまいました。

本来の墨だしは名前の通り、墨汁を使います。
今も墨汁が主流です。墨汁は乾いてしまうと、水に濡れても消えないから便利なのです。一方、今回紹介しているチョークは、主に仕上がっている場所や、墨が残ってはいけない場所などに使います。後で消せる利点があります。まぁ、実際は完全に消し去るのは困難ですが・・・。そういうことになっています。
墨汁の代わりに使う粉チョークは、赤、青、黄色、白(確か紫もあった?)と色のバリエーションがあります。墨汁は黒と朱色だけです。チョークは墨を打つ場所の条件によって色を選べるのが便利ですね。

私も偉そうに言えませんが、墨出し一つでその人の腕が知れます。
墨出しは一番カッコイイ仕事だと私は思いますね。


気に入ってくださった方クリックお願いします。
人気blogランキングへ
ご期待に応えられるようガンバリマス!

インテリア設計屋である私の仕事のホームページはこちら





















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 diy-道具マニアな日々, All rights reserved.
まとめ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。